私たちの研究室では、動物の行動が起こる仕組みを、分子(遺 伝子)・細胞(脳)・個体のレ ベルで解明していくことを目指しています。
北海道教育大学の木村賢一らと当グループの山元は、支配運動ニューロンから分泌されてショウジョウバエ成虫の雄特異的筋肉、MOLを誘導する作用を持つ物質として、アクチビンβを特定しました。
この研究では蛹期に起こる誘導現象をライブイメージングで追跡し、筋管細胞が糸状足を伸ばして成長する様子をつぶさに捉えています。
図 : 蛹期に形成される通常の成虫筋(上段)と雄特異的MOL(下段)の筋管細胞の成長の違いを模式的に示す図.
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